臭くならないカメムシの撃退方法

カメムシの季節です

朝晩が寒くなり、秋祭りがあちこちで開催される頃になると、室内に入り込んでくるカメムシ。思わず踏んでしまったり、洗濯物に付いているのを知らずに触ってしまったときのニオイの臭いこと臭いこと…。

どうにかして屋外に追い出せればいいのですが、相手は自由なカメムシのことですから、なかなかこちらの思うように出て行ってくれません。

殺虫剤で殺しても、臭い。

掃除機で吸っても、臭い。

ペットボトルに台所洗剤を水で薄めた溶液を入れて、中に閉じ込めるとよいと聞いたので試してみたのですが、これもまた臭い。

叩き潰すなどもってのほか。

カメムシは触っても、死んでも臭いんです。

そんなカメムシを、

  • 殺虫剤を使わない
  • 直接触らない
  • 死んでも臭わない

と、三拍子揃った撃退方法をお教えしたいと思います。

ところで、この方法、カメムシ本体に直接触らなくてもよいのですが、かなりの至近距離でオペレーションすることになりますし、事故がないとは言い切れませんから、まったく虫に触れない方には厳しいかもしれません。ご注意ください。

実践!

それでは画像付きで手順を紹介していきましょう。

用意するものはガムテープのみ。幅は5センチ程度の一般的なもので大丈夫です。布ガムテープの方が扱いやすいように思いますが、紙のガムテープでも構わないと思います。

1.ガムテープを15センチ程度カット

長さは適当でよいのですが、あまり短いとカメムシに触ってしまう危険性が上がってしまいます。かといって長すぎると取り回しが大変です。10~15センチ程度がちょうどよい長さだと思います。

ガムテープは10~15センチ程度

ガムテープは10~15センチ程度

2.粘着面をカメムシにかぶせ、そっと押さえる

カメムシにガムテープをかぶせるときに意識するのは、その位置でしょうか。あまり端に寄りすぎるとうまくいきません。下の画像を参考にしてください。

捕獲位置イメージ

捕獲位置イメージ

あまり強く押さえつけると、カメムシが驚いてニオイを出てしてしまいます。画像のようにタイル面のようなツルツルした材質の壁にとまっているような場合は、軽くかぶせるだけでもちゃんと貼りついてくれると思います。

カメムシにそっと貼り付け

カメムシにそっと貼り付け

3.ガムテープをめくる

ガムテープをめくると、カメムシがジタバタと接着面に貼り付いていると思います。

カメムシを捕獲した様子

カメムシを捕獲した様子

2.では、あまり押さえるとよくないと書きましたが、逆に押さえが弱すぎると、この時にカメムシが裏返って、這い出してしまいます。慌てて手で払うなどして触ってしまうと、驚いたカメムシがニオイを出してしまいますので注意してください。

4.カメムシをパッケージする

餃子を包むような要領で、接着面を向い合せに貼りつくようにガムテープを半分に折り、端々を隙間なくしっかりと圧着してカメムシをパッケージしてしまいます。

注意点としては、やはり、この時もカメムシを押さえつけないようにしてください。潰す必要はありません。生け捕りでよいのです。

カメムシ捕獲完了

カメムシ捕獲完了

おめでとうございます!無事にカメムシを撃退しました!!あとはゴミ箱に捨てるだけです。

失敗しやすい状況

壁、天井、畳、床、窓など、だいたいどこにとまっているカメムシに対しても有効な方法ですが、いくつかの失敗しやすい状況があります。

絨毯の上にいる

たいして強力ではないのですが、昆虫ですからカメムシの脚にもツメがあります。このツメが繊維に引っかかってしまい、うまくカメムシが剥がれない(ガムテープ側に貼りついてくれない)ことがあります。絨毯に限らず、布団やクッションなど、布製の家具・調度品に止まっている場合は、

  • 気持ち(本当に気持ち)強めに押さえる
  • 何度も失敗したガムテープは取り換える(繊維カスが付着して粘着力が弱まる)

といった対応が必要です。

障子や襖などにとまっている

ガムテープを使うので、障子や襖などの紙の面にとまっている場合は、慎重を期す必要があります。2.の画像のようにガムテープを紙の面にもベッタリ貼りつけてしまうと、紙の面を痛めてしまいますから、ガムテープがカメムシの背中にだけ当たるようにします。押さえが効かない分、カメムシが逃げやすくなりますから注意しましょう。

ブラインドの羽やカーテンとまっている

オフィスなどで見られる薄い羽のブラインドや、カーテンに止まっているカメムシを捕獲する場合も注意が必要です。ガムテープを押しつけても『暖簾に腕押し』状態になって力が逃げてしまい、うまく貼りついてくれません。

むやみにブラインドやカーテンの上で捕獲せずに、振り落としてから捕獲するのもよいでしょう。

サッシの溝に隠れている

これは難易度が高い状況といえます。下手にサッシを開け閉めすると、刺激してニオイが出てしまいますし、捕獲に失敗すると、さらに奥に隠れてしまうこともあります。

暖かい日中に、這い出てくるのを待つか、夜、室内灯に飛んでくるのを待つのが得策でしょう。

最後に

いかがだったでしょうか。

このカメムシ、都市部にお住まいの方にとっては、あまり馴染みのない虫かもしれませんが、僕が住む地域では『ハットウジ』あるいは『ガイダ』などと呼ばれており、農作物の汁を吸う害虫として嫌われています。

そんな地域に住まう人から、ユニークな駆除方法を教えてもらいました。『いにょぼこいにょぼこ』とおまじないを唱えながらつまむと、臭くならないんだそうです。

ガムテープがないときにはお試しください…。