猛暑……熱中症対策に『暑熱順化』で乗り切ろう!

猛暑! ですね……車の温度計が41℃を指しています。

これだけ暑いと、室内にいたとしても熱中症に気をつけないわけにはいきません。よくいわれる代表的な熱中症対策といえば、

  • 水分をこまめにとる
  • 塩分を適切にとる
  • 気温と湿度に気を配る
  • 室温を涼しく保つ
  • 直射日光を避ける
  • 休憩をこまめにとる

といったことが挙げられますが、暑熱順化(しょねつじゅんか)については、あまり耳にすることがありません。

暑熱順化ってナニ?

暑熱順化とは、身体が暑さに慣れること。身体の変化としては、気温や湿度が高くなっていくに伴い、

  • 汗をかきやすい身体になっていく
  • 皮膚の血流が多くなっていく

ということ。いくらこまめに水分をとっても、このような身体の変化を通じて体温を下げるメカニズムを十分機能させないと、熱中症になってしまうんです。暑熱順化できていて、はじめて水分補給や塩分補給が活きてくるということなんですね。

昔は、春から夏にかけて徐々に気温と湿度が高くなっていったので、梅雨明けの頃には、身体は自然と暑熱順化していました。しかし現代においては、以下のような理由から、自然のうちに身体を暑さに順応させるのは難しくなっているようです。

1.エアコンの普及

自然な環境変化の中で、無理なく身体が暑熱順化していくためには、徐々に高温多湿にさらされる機会が増えなければなりません。ところが近頃では、自宅でも外出先でもしっかりエアコンが効いているので、高温多湿にさらされる機会はどんどん少なくなっています。

2.気候の変化

地球温暖化のせいなのか、ここ最近のゴールデンウィーク以降の急激な気温の上昇は尋常ではないような気がします。春のうちは、湿度が比較的低いので、日中や日なたを避ければ過ごしやすいのですが、最近の梅雨以降の暑さときたら……40℃超えって、異常としか思えません。

How To 暑熱順化

このように、自然に暑熱順化しづらい環境に囲まれている現代では、急に暑くなってしまうと、すなわち熱中症になってしまう可能性が高くなります。

これを防ぐには、ワザワザ暑熱順化しなくてはならないということです。しかし、難しいことではありません。汗をかくようにする……これだけです。

例えばこんなこと……

  • 入浴やサウナ(シャワーだけで済まさない)
  • ウォーキングやランニングなどの運動をする
  • 比較的涼しい時間帯は、冷房に頼らずに過ごしてみる

こういったことを組み合わせながら1週間くらい継続して行えば、身体は徐々に暑熱順化していきます。サラサラしたいい汗がかけるようになったらGOOD。サラサラの汗になるということは、汗腺の働きが活発になり、汗に含まれるミネラル分が、体内に再吸収されているということなんだそうです。ベタベタの汗は、汗と一緒にミネラル分が逃げている証拠だとか。

夏に(トウガラシ的な)辛い物を食べると夏バテにいいとか、鍋物を食べると身体にいいというのも、そういう理由かもしれませんね。昔の人の知恵ってスゴイ!

とはいえ、夏に運動するときは気をつけて! 涼しい夜の時間帯でも、ちょっとジョギングしただけで、汗がダラダラ出てきます。しっかり水分補給をお忘れなく!

まだまだ暑い日が続きます。身体に気を付けて乗り切りましょう!