デスクワーク用にゲーミングチェアを買ってみたという話〜組み方と使い心地〜

座っているときの姿勢の悪さが原因して、頻繁にギックリ腰になるようになってしまいました。

僕の仕事は事務なので、仕事中は座りっぱなし。自宅に帰ってもパソコンやテレビの前で座りっぱなし。つまり、1日の大半を座って過ごしています。

特に自宅での座姿勢が問題で、畳の上にあぐらをいてドカッと座り、低い座卓に腰を丸めて寄りかかり、パソコンしたりテレビを観たり……そんな姿勢を長く続けていた結果、腰への負担がかかり続けてとうとうギックリ腰に。このギックリ腰という症状、そのポップなネーミングとは裏腹にものすごく痛いんです……。そこで、ギックリ腰の再発を避けるべく座姿勢による腰への負担を少しでも和らげるため、自宅用にゲーミングチェアを購入してみました。

そもそもゲーミングチェアとは?

長時間に渡り椅子に座って過ごすプロフェッショナルなゲーマーに向けて作られたプロ仕様の椅子です。長時間座ったままだと負担が大きい腰や肩、首などをしっかりサポートしてくれる椅子なので、ゲーマーはもとより仕事や趣味で長時間座ったままになる人にも注目されています。
様々なメーカーが様々なモデルを販売していますか、そんな中でもシェアの高いDXRACERフォーミュラーシリーズ(PUレザー仕様)を購入してみました。

組み立て開始!

組み上げる際の注意点をいくつかご紹介してみたいと思います。

六角レンチなどの必要な道具は一式封入されていますが、手を怪我したり、滑って部品を落下させて部品や家具、床等を壊したりしないよう、しっかり握るために軍手を用意しておくといいかもしれません(滑りにくいゴム付きの軍手ならなおよし)。

それでは、説明書を確認しながら、組み立て開始です!……が、ここで、説明書に書いていないちょっとした注意点をいくつか……。

ダンボールがデカ重い!

重量は20キロ以上、箱の大きさ(縦横高さ)は85cm×70cm×35cmという、かなり大きいダンボールで届きます。階上の個室で使いたいなどと、階段で持って上がる場合は要注意。
箱のままでは、階段のカーブが曲がれなかったり、取り回しが大変なので、いったん階下で荷を解いて部品単位で持って上がるといいでしょう。幾分ラクになります。

ネジにご注意!

いくつかのネジは、本体にあらかじめねじ込まれているものを外して使います。ネジを外すときに気を付けたいのが、ワッシャーが抜け落ちて、背もたれの穴に入ってしまうこと。

ネジを外しているところ。この後、ネジを取り去る際に、ワッシャーが隣の四角い穴の中へコロコロコロ……と落ちてしまいました。

入ってしまったワッシャーは、根気よく背もたれを振ると、入った穴から出てくるんですが、重たい背もたれを持ち上げてブルンブルンとシェイクするわけですから、かなり重労働です。
椅子の生地にはジッパーがついてますので、ここを開閉できればもっと簡単に取り出せるのかもしれませんが、肝心のツマミが上手いこと隠されていて開くことはできませんでした。

ボルトカバーの取り付け

なぜか日本語の取説で微妙に端折られているボルトカバーの取り付け。英語の説明書では、このようにラバーパーツを外して添付のボルトで止めるという工程が説明されています。

キャスターベースの組み立て

キャスターベースの裏面が割とシャープに作られています。不用意に擦ってしまうと、ちょっとケガしそうなくらいです。キャスターを取り付けるときや、持ち上げたりするときには注意です。

キャスターをはめる

キャスターベースキャスターをはめ込むとき、説明書にあるようなクリック音は出ません。むしろヌポッとはまる感じです。ちょっと頼りないですが、脱落してしまうようなことはありません。

フットレスト(ペダルカバー)の取り外し方

一度はめてしまえば外すことはないと思いますが、フットレスト(ペダルカバー)は、英語の取説のごとく操作すれば外れます。ちょっと指先に力がいりますけどね。向きを間違えてはめ込んでしまったときはこの要領で外します。もっとも、向きを間違えたって一向にかまわない部品だと思います。

最後は順番に積み上げて……

最後に、キャスターベースシリンダーカバー座面(+背もたれ)の順にはめ込んで行くと完成です。この操作では、各部品を積み上げていくだけのイメージ。ネジなどは必要ありません。

晴れて完成……お疲れ様!

使用感

さてさて、問題の使い心地です。

素材感

フォーミュラーシリーズは、生地はPUレザー素材DXRACER DXZと、ファブリック素材DXRACER DXRがありますが、素材が違うだけで

  • DXRACER DXZ:39800円
  • DXRACER DXR:29800円

と、10000円の価格差があります。

僕は暑がりなので、最初は通気のよさそうなファブリックにしようと思っていたのですが、どうせ通気がよくても汗をかくので、掃除のしやすさ(乾拭きでOK)を考えてPUレザーのモデルにしました。ただ、普通は空調の効いた部屋で使うものでしょうから、あまり汗のことを考える必要はないかもしれませんね。

近所のホームセンターで座り比べてみましたが、普通に服を着て座る限り、生地が直に素肌に触れることはあまりないように思います。つまり、どちらを選んでも、素材による座り心地自体はあまり変わらないというのが本当のところのように感じました。

どちらを選ぶかは、予算と相談で構わないと思います。

リクライニングとロッキング機能

このDXRACER DXZは135度までリクライニングしますがが、ロッキング機能(ゆりかごモード)があるので、実際には150度までリクライニングするということになります。

このロッキング機能(ゆりかごモード)はかなり気持ちよく、ついつい居眠りしてしまうほど。重量のある安定感の高い椅子なので、ちょっとやそっとでは倒れませんから、ウトウトしても安心です。

このロッキング機能(ゆりかごモード)座面下のレバーでON/OFFできます。

重量感

重量があるので、キャスターが付いているものの、簡単にはコロコロっと位置がズレたりしません。

座ったままあっちにコロコロ、こっちにコロコロと軽快に書類棚の間を駆け巡る感じには程遠いですが、しっかり腰を据えて作業するには、大変安定感があってイイと思います。

僕の家は床がクッションフロアなので、多少の重量物が乗っても元に戻るのですが、床材が木材や畳の場合、キズが入ったりヘコんだりしてしまうかもしれません。敷物も一緒に用意したほうがいいでしょう。

ランバーサポート

自在に高さを調節できるこのランバーサポートは僕が一番欲しかった機能。深く腰掛けて、腰骨のS字カーブに沿う位置にランバーサポートを当てがうと、無理なく理想的な座姿勢を保てます。

胸を張った、やや緊張感のある座姿勢を楽に維持できるので、集中力も高まりそうです。

総合評価

最初の数日間はPUレザー特有の匂いが部屋にこもることが気になったのですが、数週間も経てば、匂いが気になることもなく、おおむね満足な使い心地。長時間座って机に向かうのが楽しみなぐらいです。

デスクワーク用に購入したので、僕は背もたれを座面とほぼ直角になるぐらいに調整して座っていますが、それでもヘッドレストランバーサポートはしっかり機能してくれて、腰もずいぶん楽になった印象です。

長く使うものなので、ちょっと奮発していい物を手に入れるのも悪くないですが、安い買い物でない以上、実際に座って身体に合うものを購入したいものです。しかし、ゲーミングチェアの現物を置いているお店というのは、地方ではなかなかないんです。その点、DXRACERシリーズはホームセンターでも現物を試せるという点がとてもありがたく、今回の購入の大きな動機になりました。ぜひ実物に座って検討してみてください。