食虫植物に惹かれています

誰から聞かせてもらった話なのかハッキリ覚えていないのですが、人間が趣味(?)として愛玩するモノは、年齢を経ると変わっていくんだそうです。

若い頃は、犬・猫などの動物。昆虫や爬虫類のようなモノもひっくるめて、動くものに惹かれるんだそうです。

さらに歳をとると、植物に惹かれるようになるそうです。生け花や盆栽、ガーデニングといった、じっくり腰を落ち着けて楽しむ趣味ですね。

もっと歳を重ねると、今度は石などが好きになるんだそうです。水石(すいせき)なんていう趣味があったりするそうです。この境地に至っては、もはや生き物ですらないという……。

さて、僕。人生も半ばを過ぎたここ最近は、植物モードなんです。それも食虫植物がお気に入り。

出会い

もっとも、食虫植物には最近興味を持ち始めたというわけではなく、小学生の夏休みの自由研究の題材として、ハエトリグサを選んだ記憶があります。その他にも、母親におねだりして買ってもらったウツボカズラや、近所のおじさん・おばさんにもらったサラセニアなど、小学生の頃までは、いろいろ手に入れて楽しんでいたんです。

しかし、正しく育てられず、ものの数週間で枯らしてしまっていました。

キレイに写真を撮りたくても、一本だけツーンっと成長してしまい、なかなかピントが合わせづらいサラセニア。割と頑丈で育てやすい感じ。

当時の僕にとって食虫植物は、簡単にお小遣いで買えるほど安いものでもなかったので、次々と買い足すでもなく、趣味にするほどの熱も入らず、いつの間か忘れてしまったのでした。

で、今。

引っ越しその後、部屋をカスタマイズする必要があり、ホームセンターに頻繁に行くようになりました。

「部屋に緑が欲しいなぁ……」

などと園芸コーナーをのぞいてみると、そこには懐かしい食虫植物の面々が! 数十年ぶりの再会です。そう、食虫植物は本業の花屋さん(?)よりも、ホームセンターで売っていることの方が多い気がします。

やっぱり難しいと思ってしまうウツボカズラ。ちゃんと環境を整えないといけないようで、なかなかお付き合いが大変そうなのです。

園芸コーナーに陳列されている中から、割と元気のよさそうなハエトリグササラセニア、そしてウツボカズラを持って帰って楽しんでいます。

今夏の酷暑の苛烈なソーラービームで焼け焦げてしまったハエトリグサを、養生させようと室内に入れたら、モヤシっ子になってしまいました。涼しくなって外に出したら、元気な葉がモリモリと出てきています。

キレイとかカワイイとかじゃない、また何か違った魅力に惹かれるものがありますね。

ムシをパクッ! とした数日後のハエトリグサ。エサだと思ったムシに逆襲されてしまいました。食虫植物の面目丸つぶれ。