【もうすぐ閉店】カツカレー@倉敷市西中新田のカレーハウス十八番館

歴史あるカレーハウスが、また一つ、その幕を閉じようとしています。

JR倉敷駅から南へ約2キロ。倉敷市役所から道を挟んでほぼ正面に十八番館というカレーハウスはあります。

40年の歴史あるカレーハウス

この十八番館、40年ぐらい前にJR倉敷駅の東側、ダイエーの近くで開店。当時、倉敷在住だった僕は、親に連れられて立ち寄ったこのカレーハウスで、繊維状にほぐれる柔らかいビーフが入ったカレーというものに、初めて出会ったのでした。
小学生だった僕にとって結構辛口だった思われる十八番館のカレーは、かなり背伸びをしなければ手が届かない大人の味だったせいもあり、あまり頻繁に食べに行けなかったのですが、”十八番” という不思議な屋号と、件のビーフカレーがとても印象的で、僕のカレー原体験を彩る重要なお店の一つになったのでした。

10歳ぐらいの頃、幼稚園から小学校時代を過ごした思い出のある倉敷を、親の転勤により離れることになりました。
以来、中学・高校・社会人を経て、30年以上の歳月が流れるも、倉敷に足を運ぶことはほぼなかったのですが、ある日、仕事でJR倉敷駅を訪れることに。
30年も経てば町並みはずいぶんと様変わりするもの。特にJR倉敷駅の北側・東側の変わりようは相当で、鳴り物入りで誘致されたチボリ公園はなく、もちろんダイエーは跡形もありません。
ダイエーにドムドム、むぎ畑、白神模型、そして十八番館……当時のJR倉敷駅界隈を思い出しつつ、フラフラと周囲を散策し、その足で倉敷市役所に立ち寄りました。

時間はちょうど昼下がり。遅めのランチを食べようと周囲を散策していると、カレーハウスらしき黄色い看板を発見。よくよく見てみれば、見覚えのある屋号……そう、その名はカレーハウス十八番館! もう閉店したとばかり思っていたカレーハウスと30年ぶりの再会です。なんと移転して営業を続けていたとは……。

思いがけない再会に、大喜びで入店。昔からあった(と思われる……うる覚えですが……)懐かしい鏡がお出迎えです。

流石にママの顔までは覚えていませんでしたが、確か当時も女性お一人で切り盛りされてたんじゃなかったかなぁ……?

いただきます

注文したのはカツカレー、850円なり。

カレーの味は、40年前そのままに……なんて、流石に覚えてはおりません(思い出補正さえもかからないぐらいに覚えていない)が、辛めで具がなくなるまでしっかり煮込まれたカレールーと、カリッと揚がった衣に包まれた柔らかお肉のトンカツのコンビネーションは、カツカレーのお手本と言わんばかりの美味しさです。まさにトラディショナル!

お冷や福神漬けよく合う、専門店の正しいカレーのお味です。

サラダには鰹節がたっぷりかかっています。意外な取り合わせですが、なかなかウマイ。脇役ですが、存在感◎

12月一杯で閉店!

さてこの十八番館ですが、ひさびさの再会に心躍ったのも束の間、なんと2018年12月末には閉店してしまうんだとか。

ママもお歳をとられて……というのが、その理由だそうですが、本当に残念でなりません。お会計の際に、ママからの感謝の気持ちということで、ボールペンをいただきました。

ちなみにママはエンジ(色)のボールペンがお好みのようで、その色のボールペンをお客さんが持っていくと、お客さんが出て行った後で、滅法悔しがります。残しておいてあげるのが優しさというもんです(好きならとっときゃイイのにww)。

お店の情報

◆カレーハウス十八番館◆

岡山県倉敷市西中新田618-2

086-425-0005

営業時間は9:30~16:00

定休日は第2・4土曜日 日曜日とのこと。

せめてもう一度あの味を! と思っているのですが、土日が定休日であり、夜は営業していないので、なかなか思うように食べにいくことができません。しかし、閉店してしまう前に、もう一度食べたい倉敷の歴史あるカレーハウスのお味なのです。

ぜひ、お近くに寄った際にはのぞいてみてください。

ごちそうさまでした。